元大原神社保存修理
日田市指定有形文化財 平成14年3月7日
所在地:大分県日田市大字求来里
所有者:元大原神社氏子中
建築年代:宝暦10(1760)年 神殿
構造・規模:(神殿)三間社流造り、杮板葺 (幣殿)一間社切妻造り
(拝殿)三間社流造り 神興蔵・水盤舎を持つ
修理期間: 平成10年12月~平成11年8月
沿革の大要
延喜十三年(924)社を求来里村大原(現在地)に遷し「大原八幡宮」と称える。
同十八年(929)社殿造営
文明六年(1473)社殿再建、神輿造立
元和十年(1623)元田島村の今の大原に遷座する。本社は旧地の社殿に、元の如く八幡大神を奉斎し「元大原神宮」と称し、元求来里一円を氏子とし祭祀を続ける。
宝暦十年(1760)神殿再興
享和三年(1802)左右の神殿が空いていたので、左殿に比売大神、右殿に息長足姫命を勧請する。
明治六年(1872)元大原神社と号す。
竣工
竣工
中引梁に墨書
着工前
杮葺(品軒)
棟納まり
象鼻製作
資料保存
遷座
遷座
巫女舞
寄進状
寄進状