HOME > works > WORKS DETAIL014

日出藩校「致道館」保存修理

大分県指定史跡  昭和28年4月20日
所 在 地:大分県速見郡日出町2594-3
所 有 者:日出町
建築年代:安政5年(1858)
構造・規模:主屋・・・木造2階建、寄棟造り、四周下屋廻し、桟瓦葺き 床219.03㎡
      門・・・・木造薬医門、切妻造り、桟瓦葺き 床3.6㎡
      塀・・・・練塀、桟瓦葺き 延長22.59m
修理期間:平成23年12月~平成27年3月(報告書 平成27年8月)

 藩校として安政5年に建築されたが、明治4年の廃藩置県で13年でその役目が終了する。その後の当建物は女学校、日出村のち日出町役場、裁判所出張庁舎、再び町役場、図書館等を変遷し、現在地へ昭和26年に移転した。この時先人は文化財としての保存と郷土先賢偉人等の文献、史料の保管と後継者の育成を考えた模様である。
 以上を勘案するに明治初年頃の絵図に復原した。












主門 既存鬼瓦及び棟積み




東側外観(竣工)

竣工

構造図(致道館報告書より抜粋